腰の病気で考えられる病名や病気は以下になります。
疑われる病気名
腰痛症
ただただ腰が痛い場合や、痛みが強くなったり弱くなったりを日々繰り返してい
る場合。腰痛の方はこれがほぼ占めている。
疑われる病気名
腰部脊柱管狭窄症
症状
間欠性跛行や前かがみになると症状がなくなる場合。連続歩行が困難。
疑われる病気名
強直性脊椎炎
症状
臀部痛や深呼吸時の胸部痛、股関節・膝関節・アキレス腱部の痛みを伴う場合
疑われる病気名
座骨神経痛
症状
大腿背面から下腿、足背部などの痛み・しびれが多い場合。
特にしびれは特徴的である。
腰痛の原因は人さまざまです。そして骨だけではなく、内臓が関係している場合も少なくないそうです。そして腰が痛くなるタイミングも人によって様々で、
・気温が下がってくると腰がいたくなり、たまにぎっくり腰になる。
・季節の変わり目には鈍痛のように腰が痛くなる。
・お腹の調子が悪くなると連動して腰痛がある。
医者にいけばまずは湿布を渡され、コルセットを支給されて様子を見ることが多いでしょう。
特に初期症状であれば尚更かもしれません。
ですが、腰痛をお持ちの方は激痛が走るのは一度や二度ではありません。
原因がある程度特定できていればまだ良いのですが、これが全然こころあたりがなかったり、頻発したりすると、まずは原因をつきつめることが難しくとも、予防する意識を持たなくてはいけません。
腰痛はほとんどの場合、実に80%以上は原因が特定されていない
ある媒体で、椎間板ヘルニア等のまさに腰の病気と原因が特定されるのは実に15%程だと言われているそうです。
それはレントゲン検査ではでてこない非特異的腰痛と呼ばれるものにあてはまります。
ということはほとんどの場合原因が特定されないので様子をみるか応急処置施すしかないわけですね。
もちろん湿布や痛み止めの注射等で一時的に緩和できるかもしれませんが、あくまで一時的。
また同じような私生活を送ればきっと同じようなタイミングで症状がでてきたりします。
内臓疾患が原因となって腰痛が出る場合は特徴がある
内蔵疾患が原因となる腰痛の症状の特徴は慢性的な腰痛です。
腰痛を感じると、だいたいの方は「あ、姿勢が悪いんだな」と自分の猫背から治そうとします。
あるいは、パソコンを日々見ている姿勢や、いつも座っている椅子の高さやモニターの目線等心がけてなるべく良い姿勢を保とうとするのですが、それでも腰痛が一向に治らない場合。
それは、姿勢等にかかわらず慢性的な腰痛がある場合は、内臓疾患かもしれません。
- 消化器系疾患:胃潰瘍や胆石・胆のう・胆管炎・十二指腸潰傷
- 循環器系疾患:腹部大動脈解難・閉塞性動脈硬化症
- 泌尿器系疾患:腎臓・尿路結石、膀胱炎・腎盂炎・前立腺肥大症
- 女性特有の疾患等
単純に筋肉のコリであったり、炎症が原因の腰痛の場合と、これらの内臓疾患による
腰痛の場合はもちろん治療方法が異なります。
どうしても痛いところが原因だと、思いがちですが、特に肩や腰の場合、もともとの原因は別の部位にある場合が多いです。
肩こりもそうだと思いますが、たとえば目を酷使してしまうことで頭痛を伴ってしまう場合があります。
身体は連動しています。痛い部分の局所を見つめる前に普段の私生活や食生活等の見直す必要があるかもしれません。
特に寝具は日々変えるものではありません。ですが、昔に比べて種類も豊富で健康志向の寝具が多くなってきました。以前のようにただただ寝ころんだらフカフカで気持ちのいいマットレスや敷布団でなく、身体の体圧分散を考慮し、自然な寝姿を維持できるように工夫を施された寝具の台頭が目立ちます。
睡眠が少なくて体が丈夫ということはほぼありません。
どんなに毎日が忙しくとも、一日の疲れをその日に癒し、疲れをとって明日への英気を養うのが睡眠です。