高反発マットレスでも腰痛の治らない人とは?
どのマットレスで寝ても腰痛がなかなか治らない、中にはむしろ悪化した?!という人もいるのでしょうか。
ですが色々調べてみても低反発マットレスや、昔ながらのコイルスプリング系のマットレスでいわゆる「かため」のマットレスで寝ていた方からの「腰痛悪化」のような内容はあっても、「高反発」系では、見かけません。。もっと根掘り葉掘り探せば情報はあるかもしれません。
色々調べているうちにある体型に特徴がある方には、悪化するかもしれない、といった内容のものがありました。その体型とは?
ずばり、軽い人。(身長からみて)
人間の背骨はゆるいS字カーブを描いています。
平坦な所に仰向けに寝てみれば、骨盤のところを視点に腰をささえるような状態になるのはわかるかと思います。
その際に、腰がういている状態になります。コンクリートの上に寝てみても地面と接点をもつ部分はかなり圧がかかり痛いかと思います。
なので、仰向けに寝た状態、横向けに寝た状態であっても耐圧が分散されて寝れるような状態が体にとって負担のない寝方になります。
しかし、身長の割にすごく軽い方であればどうでしょうか。
臀部がマットレスに沈んで、自然と腰をささえる状態が望ましいのですが、軽いと臀部が沈まなくなるため、結果腰も浮いた状態になる方もいるかもしれません。
そうするとどうしても腰に余計な緊張した力が加わることで痛みを覚えるかもしれません。
もちろん、かなり極端な体型にはなりますが、以上のような体型の型はマットレ
ス選びには注意が必要です。反り腰が腰痛の悪化原因に特に女性は多いかもしれないこの「反り腰」。
猫背の人は本当に多いですが、逆におなかをつきだしているようなモデル立ちのように腰が反っている方も血行が悪くなり、腰痛の原因になる方も多いそうです。なので、体重が軽い型で反り腰であれば注意が必要です。
腰痛の場合、痛い方を下にして寝ない事。
実に多くの型が横向きで寝ています。横向きが腰痛に悪いかというとそんなことではなく、痛い方を下にして寝ると圧迫し、血流を悪くするので注意が必要です。
腰痛持ちの方は、腰の真ん中が痛いというよりも右腰、あるいは左腰が痛い、右腰がずっと痛かったのに、今は左腰が痛い、なんて方も多いのではないでしょうか。どちらかに偏っている場合が多いです。
そして、ご自身の寝ている姿を想像すると果たしてどちら向きに寝ているでしょうか。
やはり痛い方を下にして寝ている方の方が多いのではないでしょうか。
なのでこれからでも意識して痛む箇所を圧迫しないように、向きを変えることで痛みを軽減できます。どうしてもクセがついている方も多いと思いますが、偏った寝方をしている方は基本うつ伏せを意識して寝てみると良いでしょう。
浮いている箇所を補おう
昔ながらの普及している敷き布団やマットレス等は、基本的に平らになっておりクッションの役目を果たしているのみです。
結果、体重がかかりやすい箇所には集中して圧力がかかるためおおよその、寝姿勢の人の体重は
“頭に8%、肩甲骨付近に33%、腰に44%、かかと付近に15%”
というバランスになっています。
そのような場合に、どうしても体重の多くを支えようとしている腰と肩甲骨が過剰な負担を強いることになります。
そのため腰や肩のコリ、ハリを覚えてしまいます。
そして仰向けに寝た時に頭や肩、腰等で体全体を支えている時にどうしても空間ができてしまうことがあります。
その型の体型や普段からの姿勢によって変わってくると思いますが、おおよその方は首の後ろ、腰の部分が一番浮いている感覚じゃないでしょうか。
マットレスを今すぐ交換できない、だが今日の夜にも、もうなんとかしないと痛いし寝れない、という方はバスタオルや毛布など首の後ろにおいてみてもいいかもしれません。
そうする事で体を支えてる部分が分散されるので、体圧分散を促してくれます。