マットレスで寝る時は仰向け?それともうつ伏せ?
腰痛対策マットレスとは寝姿勢によっては腰痛を緩和することができるといわれていますが、この寝姿勢は仰向け?それともうつ伏せ?
仰向けの寝方は一番多い寝方だと言われていますが、けしてベストではない、といわれています。
そして海外ではこのうつ伏せのほうが圧倒的に多いといわれています。確かに、映画やCMではどちらかというと横向け、うつ伏せで寝ている外人のイメージがあるかもですね。
では、うつ伏せが良い寝方なのかというとそうではありません。
腰痛の負担が少ない寝方とは
そしてさらに腰痛への負担が少ない寝方があります。
それはお気づきだと思いますが、腰痛に効果的な寝姿勢というのが横向きで寝ることだと言われています。
実際、横向きの方で寝ている方は多いんじゃないでしょうか。寝ている間に何度か寝返りをうったりすると自然に横向きになっているような気がしますよね。
横向きという寝方はほとんど腰に負担がかかりにくいので、寝方を徐々に意識して変えていくことで軽減もされます。
逆に腰や背中に悪い姿勢とはどんな姿勢なのでしょうか。
これは「うつ伏せ」といわれています。特に腰や背中に痛みがあるときはこのうつ伏せが一番ダメだと言われています。
あるデータではアメリカではなんと腰痛の発生率は全人口の15%~20%という研究報告があります。海外では腰痛で悩んでる方は本当に多いのですね。
うつ伏せの長時間の姿勢はあまり良くない、むしろ危険ともいわれています。
この姿勢になってみればお分かりかと思いますが、胸部をかなり圧迫する姿勢になります。この状態で長時間の姿勢をした場合、全身の骨格のゆがみや腰痛を引き起こす原因になると言われています。顎に掛かる負担重量も増えることとなり、仰向けに寝た場合の倍近く、顎に負担がかかります。
横向きの寝姿勢でも注意が必要
横向きの寝姿勢は、睡眠時無呼吸症候群の方や、妊娠中の方に適した寝姿勢だと言われています。
右向きに寝ることにより、腸の働きを助け、左向きに寝ることにより全身の血流がよくなりやすいと言われています。
ですが、横向きでも注意が必要です。枕の高さが合わなかったすると、腕の位置や肩の位置が収まらないような事がありませんか?
自然に横向きになって違和感を感じなければ綺麗な横向きになっているかもしれませんが、枕の高さが例えば低い場合だとどうしても肩が前にでてしまい、不自然な形になりやすかったり、横向きだとついつい手枕や肘枕をしてしまいがちです。そうすると朝起きた時に、腕がしびれていたり、肩まわりや寝違いを起こしてしまう場合があるので枕の高さも重要になります。
・どの体勢でも軽減できるマットレスが必要
ですが腰痛は緩和されていても、あまりにも同じ向きにずっと同じ姿勢で寝ていると、どうしても一定の箇所に負担がかかることはあるかと思います。その際に首まわりを痛めたりすることもあるので注意が必要です。
本来、寝方というのは習慣なのでなかなか変えるということが大変なのもわかります。
仰向けの方がいきなりうつ伏せになってもかなり違和感を覚えるのではないでしょうか。
どんな体勢であれ、一番リラックスした状態でなければ睡魔も訪れませんよね。なので、どの体勢でも軽減できるマットレスや敷布団が必要となってきます。
今の寝ている布団でまだ腰痛やその他の外的な痛みが解消されないのであれば、少なからずマットレス、ベッド、敷布団の硬さ等があっていない可能性もあります。
仰向けのまま、まったく動かない方も稀にいらっしゃいますが、本来寝相はあちこち動いて安定していないものです。
本来、寝ている間に体を癒して痛み等を治す時間です。夜寝る時に痛みがないのに、朝起きると痛みを覚えるのは
やはりマットレス布団があってないケースが多いです。
今一度、腰痛・肩こり等が緩和されるマットレスを見直してみましょう。
中には一日で変化を感じた方もいます。明日もまた同じ思いをするのならすぐに変えたほうがいいかもしれません。