「寝返りが大事」腰痛患者の8割が改善する最新メソッド
腰に一番悪い姿勢は座る事。立つか座るか寝るか。日常はこの3つのどれかだ
NHKの「ガッテン!」とう番組でも紹介されておりました、「腰痛患者の8割が改善する最新メソッド」の中で、
・寝返りを増やして腰痛解消
という内容でした。腰痛対策として打ち出されたマットレスや敷布団には高反発のものが多いですが、やはり腰痛持ちの方は比較的「寝返り」が圧倒的に少ないという方が少なくないのだそうです。
寝返りを簡単にうてるように枕の高さを調整し、横向きになった時にちょうど真正面を向いた状態。
横から見てもまっすぐになっているような寝姿勢がよい、といった内容で推奨しておりました。
この場合、かなり枕を高くしなければいけないのと、おそらく体格等によって、さらには布団やマットレスによっても変わってくるのかなと感じます。
いずれにしても腰痛対策には「寝返り」の必要性を訴える業者が多いのでできるだけ自然に力もいれずに寝返りができるようなマットレスを選んだほうがいいでしょう。
腰に一番負担がかかるのが座っている姿勢
先日のテレビ番組で座っている時間が長いほど早死にすることが、各国の研究により明らかになったという内容のものを放送していました。そんな放送を座りながら見ていました
が、果たして本当なのでしょうか。
結果、座っている時間が長い人は心臓病や血栓等を起こしやすいリスクを背負う為、運動不足による疾患を患う可能性が高いとのことです。
ずっと座っているということは歩かない為、足を使わなくなります。ふくろはぎを揉んだほうがいいとよく言われてますが、足のふくろはぎは第二の心臓と呼ばれており、下にたまった血液を流すためのポンプの役割を担っています。
この血液循環が悪くなると様々な疾患が増加することになるのです。最近ではスタンディングのパソコンデスク等がはやっているそうで、特に欧米の会社では導入しているところが多いそうです。
「日中はデスクワークが中心なので、会社にいる時間のほとんどは座っています」といった方は多いのではないでしょうか。
サービス業等でもない限り、特にパソコンを使う仕事では座って行う作業がほとんどです。デザイナーも、プログラマーも、事務作業も座って行うので一日の半分以上、座っている方も日本では多いのではないでしょうか。
30分椅子に座りづづけたら立ち上がる。これだけでも効果がある
では、平日の日中は座っている時間が長いけど、土日で十分な運動をしているので相殺できているのでは、というのもどうやら誤りだそうです。長時間の座り姿勢の健康への影響は運動によって無くなるものではない、とのことです。
では、どのようにすればいいのか?
色々な定説はありますが、まずは30分椅子に座っていたら、立ち上がること。これだけでも効果があるそうです。
それは耳の奥にある耳石(じせき)を動かすということだそうです。
めまいでも、この耳石が関係しているらしく、寝相もむしろずっとまっすぐ仰向けで寝ている人にたまりやすい傾向にあるとのことです。
動いていない姿勢をずっと保つ事で日中に動きまわっていた耳石が集まってしまうのだそうです。
寝返りをうつことは、腰痛対策になるだけでなく、血液の循環、三半規管への影響等様々です。
起きていればまだ立ったり座ったりと意識して動く事ができますが、無意識になる寝ている間は寝具の影響が大きくかかわってくるでしょう。
長期間使用してきたベッドマットレスは反発力が弱くなり、またはヘタってしまい寝返りをするためのサポートする反発力は期待できません。
寝姿勢では枕を高くし、横向きになったり正面を向いたり等、やはり寝返りを打つことを推奨しています。
日中運動不足になりがちな方こそ、寝ている間の姿勢には気を付けた方が良いでしょう。