腰痛の根本的な原因を考えてみよう 腰痛マットレス
自身の腰痛の原因を意外とつきつめていない方が多いです。
何かの悩みを解決するときは必ず原因があります。根本的な原因を無視しては根本的な解決になりません。腰痛の場合は痛みを感じた時、様々な事を試したかと思います。
まず、腰痛を感じて病院にいけば軽度の腰痛の場合は、
「・・・そうですね、まずはコルセットをまいて様子を見てみましょうか。こちら痛み止めも処方します」といった感じで処方される方がほとんどじゃないでしょうか。
湿布をもらい、一定時間貼ります。とにかく何かしらで炎症が起こっているのは間違いないのでまずは緩和するためにコルセットや湿布で処理をします。
あとは赤外線なるものを一定時間照射して緩和するという方もいると思います。
いずれにしてもまずは「様子を見ましょう」といった処方をされ、軽い症状の場合はその後大部分の方がそのまま病院には行かなくなります。
これで完治すれば良いのですが、その後慢性化する方もまた多いです。
一度ぎっくり腰をやると、ひょっとした拍子にまたギックリ腰になることがあります。
私も、「ちょっと腰の調子が微妙だな・・・」と思ってたいときに、ふと座高の低い椅子などに重いものを持ちながら座った瞬間にまたギックリ腰になりました。本当に何気ない動作で腰痛は復活してしまいます。
一般的に多いとされる腰痛の原因は疲労性腰痛や筋・筋膜性腰痛と呼ばれるもので同じ姿勢をずっとすていることで、血流を悪くし起こる良くある疲労です。
同じ姿勢、中腰やかがんだ姿勢、背中を丸くしての作業等をしたあとにストレッチをして「あー腰が痛い」みたいな事は日常であるかと思います。
ストレスと腰痛の密接な関係
腰痛はどうしても姿勢や動作が伴って起こるものと考えてしまいますが、現代ではこのストレスも腰痛の要因としてかなり多く占めているとのことです。
「心」だったり、「内臓」だったりするとなかなか結びつかないので、姿勢意外の事が要因なケースが多く、これが腰痛を長引かせている原因になっているのでしょう。
とくに「内臓」の場合はストレスを感じると「胃がキリキリする」「胃が痛い」といった表現は良く使いますよね。ただこれが「腰」にも起因するとは日常気づきにくいのかもしれません。
非特異的腰痛がほとんど
このストレスからくる腰痛は「非特異的腰痛」の中に分類されます。「非特異的腰痛」は、原因がよくわからないもの、とくに大きな心配をするものではないものを指します。いわばレントゲン等で特定できない腰痛です。
ギックリ腰でも画像ではそうそう特定できなかったりすることがとても多いです。現代病の腰痛はこのような方が大半ではないでしょうか。
様々な原因がありますが、まずは
・姿勢を良くする
・ストレスを解消する
ことが大事です。ストレスを解消するといっても人それぞれですが、日々のちょっとしたストレスが積み重なって大きなストレスにつながる場合が多いので、
小さなストレスは「深呼吸」で吹き飛ばそう
「あ、これはストレスだな」と本能的に感じたときに、
まずは深呼吸して心を整えましょう。どれだけイライラしても、まずはリラックスすることが大事です。体の不調は外的要因もありますが、結構な確率で自分自身で作り上げている傾向があります。
イライラしたり怒ったりするのは心身共によくありません。会社や家庭内、様々なストレスはつきものです。会社という組織に身をおけばうまくいかない人間関係、面倒くさい事象、合わない上司、同僚、後輩、取引先、お客さん・・・・・ストレスの種はいっぱいありますが、みんな同じです。
小さなストレスをどうかため込まないように。腰痛に限らずですが、「予防」が大事です。
姿勢は様々な病気を引き起こす
姿勢が悪いと内臓にも支障をきたします。
その他様々な疾患は姿勢から来ているといわれています。なかなか自分では気づかないのが姿勢。
脚を組むにしても鞄を持つにしてもクセがあります。いつも鞄を右手で持っている場合、左手に持ち替えてみるとかなり違和感を感じるかと思います。ですが、少なからず同じ右手でずっともっているとかならず力が入ります。それとともに全身はバランスを保とうとするので妙に右肩に力がはいり肩が上がっている場合があります。
仕事であればパソコンを使う事が多いかと思いますが特に左手よりクリックする右肩がこる方が多いようです。クリックといえど実際右手全体に力が入ります。
日常、自分のクセで座り方も立ち方も歩き方もどこか偏っているものです。習慣になっているのでなかなか直すのは難しいので、意識をして良い姿勢を保つことに気づいて正すようにクセをつけていきましょう。
ただ、寝ている間に姿勢を正すことは意識的にはできません。寝ている時に自然と姿勢がいいことが大変重要になってきます。人勢の3分の1の時間は寝ている時間です。
90年生きたら30年寝ているということですね。
今からでも遅くないので良い睡眠を得るために自身に合う寝具に変えてみましょう。