巣ごもり生活で売れているマットレス
新型コロナウィルスの影響で、自宅にいる時間が多くなった。そんな環境で「長い時間いる自宅だから、この機会に家具を見直そう」といった意識が高まり、家具がネット通販中心に売れている。そして海外でも睡眠時間が増えているというニュースもあり睡眠を見つめなおす機会にもなっていることで、寝具メーカーも売り上げが昨年同月対比で30%UP以上、ネット通販においては2倍の売り上げになったところもあるという
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睡眠の質が問われている
ただ、長く睡眠をとればいいというものではなく、睡眠の質が大事になってくる。
思い起こせば、今年に入ってから新型コロナウイルス感染症対策で緊急事態宣言が発令・外出自粛などにより、就業者や学生が急遽リモートワーク・テレワーク中心の生活となり、出掛けることもままならなくなった。
レジャーや買い物でさえも、あまり同じ場所に長時間いることがタブーとされ、さらに自宅にいることが多くなった。
ある調査では、働き方・仕事量・不安感などの変化で「睡眠の質」に変化がみられ、睡眠の質が下がった「眠りが浅くなった」という回答が多かったという。
より良い睡眠をとるにはいくつかの条件が必要で、
・適度な運動・心地よい疲れ
・決まった時間での起床・睡眠
・体に合った寝具
等があげられる。
その中でも、「巣ごもり」生活だとどうしても運動不足になる。特に自宅でのテレワークで丸一日買い出し以外、ほぼ自宅から出ないとすると1日ほとんど動いていない日も多いのではないだろうか。
適度な運動は1日1万歩
1日の適度な運動は、歩数にして1万歩と言われているが、実際1万歩を歩くと結構な時間・距離をあることになる。
これは体の大きさや歩くスピードによっても変わるが、距離にしてざっと5~7キロ、時間にして1時間ぐらいだ。学校や職場・通勤通学でもこれぐらい歩いてる人はたくさんいないのではないだろうか。
ということは、現在の環境ではかなり意識して動かなければならない。
「それにしても1万歩は多い」といっても、半分の5千歩もいかない日が多かったりするのではないだろうか。
どんなに家が広くあっても、ワンルームであっても意外と自分がいる場所は特定されているものだ。だいたいは決まった椅子かソファーに座っていることが大半で、定位置は決まっているはずだ。
買い出しに行かない日もあるだろうし、1日テレワーク、もしくは1日中家にいた場合、歩いた歩数が100歩も無い場合もあるだろう。
こういった運動不足だと、頭は一日中スマホやパソコンを見たりしているので疲れているが、体は全然疲れていないということになる。
そうすると寝る直前までスマホやパソコンをいじっているものだから、寝ようとしても寝れない。体が疲れていないから心地よい眠りとは程遠いはずだ。
まずは朝散歩・そして朝早く起きることを心がけよう
リモートワーク・テレワークだと通勤時間が無くなるわけだから、その分朝をゆっくり迎えられる。
そうすると「やった!もう少し長く寝れるようになるぞ!ラッキー!」なんて思っていると、さらに夜更かしが多くなり、二度寝が多くなり、寝ても寝ても頭がぼーっとした状態が続く。
二度寝は本当に体に良くないので、決まった時間にぱっと起きることが望ましい。
そして推奨されているのが「朝散歩」だ。そんなに長くする必要もなく、適度に日光を浴びて、20分前後が望ましい。
寝具を見直すなら今のタイミング
睡眠の質が悪いと免疫が低下することは様々な研究結果で明らかになっている。
普通に考えても良く眠ることが健康に良いことに直結しており、睡眠はその最たるものだ。人生の半分近くは睡眠時間なわけだからしっかりとした睡眠、それを促進する寝具が望ましい。
睡眠には適度な温度調節や、湿度、腰に負担のないようなマットレス・敷布団が良い。最近では本当に研究されていて様々な臨床試験を行った結果に基づいて開発されている寝具が多い。
体圧分散型は今は当たり前の必要な構造になっているので、さらにプラスアルファが必要だ。
最近では、多少厚めがあり、ウレタン構造ではないものが人気だ。