腰痛の原因は敷布団(マットレス)にあるかもしれません。
「あーーーー こ、腰、痛いなぁ・・・・・・・・」
と、腰に手をあてて、ゆっくり体を反るように起きる毎日
を送ってませんか?
日常からずっと痛い・・という方はもちろんすぐに病院に行くべきですが、たまに痛くなる、一度ヘルニアをして、あるタイミングで痛みを感じたり、朝起きた時に痛みを覚える等は今寝ている敷布団、
もしくは
ベッドのマットレスが原因になっているかもしれません。
年輩の方だけじゃない!若い人や女性にも腰痛は増加しています。
特に最近では年輩や高齢者の方だけではなく、若い人や女性にも腰痛は大変増加しています。
現在ではパソコンの普及で長時間オフィスでのデスクワークが主流の時代。
常に緊張を強いられた姿勢は意外と自分では気づいていない「クセ」のある座り方をしています。
昼間緊張した腰を睡眠中に休めることで本来は緩和されるはずですが、朝起きても「痛い!むしろ朝の方が痛い!」場合は、きっと今寝ている敷布団やマットレスが今の身体に
合っていない可能性があります。
最近は「高反発マットレス」が最も腰痛を緩和できると言われています。
その理由を見てみましょう。
理由1 : 柔らかいマットレス、低反発マットレスが腰痛を悪化させる可能性があるのをご存じですか。
睡眠は、心身の健康を維持するため必要不可欠なものです。
正しい寝姿勢は、すぐには変えられないかもしれません。横向き、仰向け、うつ伏せと様々な習慣があるでしょう。
どの姿勢になっても「体圧分散」がうまくいけば腰への負担も自然と軽減されます。
ですが、これがやわらかい低反発のマットレスだと体圧分散がうまくいかず、腰が沈み重い部分が沈んでしまいます。
これでは仮に寝ている姿勢が起き上がるとちょうど猫背になったような姿勢になります。
これでは腰に大変な負担をかけた状態になります。
一昔前、ウォーターベッドが流行った時代があります。
当時は100万ぐらいするような高級なウォーターベッドが柔らかく水の温度を変えるだけで夏はひんやり、冬は暖かくなるなど魔法のベッドでした。
最初寝ころんだ瞬間は大変気持ちがいいのですが、体にまとわりつくぐらいの柔らかさがあり、朝起きると体中あちこちが痛くなっていたという話がありました。
では、硬い方がいいかというと硬すぎでもいけません。
体の骨が出ているところを圧迫し、痛める可能性があります。仰向けになった時に腰のあたりに隙間ができてませんか。腰に限らず、色んな箇所に隙間が出来ていると、ある箇所が圧迫されています。
やはり柔らかすぎるより、体が寝返りを打ちやすく、体の一カ所に負荷がかからない体圧分散型のマットレスを選ぶべきです。
それが近年注目され、支持されている高反発マットレスです。
理由2 : 寝返りが簡単にできる、寝返りを自然に誘発してくれるのが「高反発マットレス」。
高反発のマットレスは、左から右に寝返りをうとうとすると、右に向うとする姿勢を後押ししてくれるような、イメージです。
これが低反発だと寝返りをうつのに、体が沈んだ状態で横を向くのはかなり労力を必要とします。
ハンモックで横になったご経験はあるでしょうか?ある一部に体重がかかった状態で寝ている向きを変えるのはかなり大変です。
一晩のうちに20回~30回は寝返りを打つと言われています。
浅い眠りのレム睡眠、深い眠りのノンレム睡眠が交互に繰り返されるのはご存知かと思いますが、その切り替わりの際に寝返りなどの動きが増加しているといわれています。
あとは同じ部分に体圧がかかっていると違和感を感じ、それを解消しようとする為に寝返りをうちます。
敷布団やマットレスを長期間使用しているため、ヘタリが出てきている可能性があります。
寝る位置がマットレスの上でも決まっていませんか?常に真ん中で寝ていますか?
真ん中に寝るのが普通だと思いますが、左右どちらかの端っこだったりしませんか。
つい、自分の寝やすい場所を求めて寝返りをうったりします。その際に高反発マットレスの場合は自然な寝返りをサポートしてくれます。
人生の3分の1が睡眠の時間だと考えれば、80年の人生で約26年間が睡眠時間です。
お金をたくさんかける必要はないですが、睡眠以外の時間を快適に過ごすには、
快適に睡眠がとれるよう改善することがおすすめです。